オートマ変速機の使い方

オートマ変速機の使い方

まず、各ポジションの意味を確認しましょう。

オートマ変速機の使い方

P:車を停車・駐車させる時
動力がタイヤに伝わらない+変速機側でもブレーキが掛かっている
→パーキングブレーキを併用することで、2重にブレーキを掛けることができて安全。

R:車をバックさせる時

D:車を前進させる時(通常走行)

N:ニュートラル
動力が伝わらないが変速機側ではブレーキが掛かってない
→坂道などでパーキングブレーキを弱くかけると車が動き出すことがある

2:エンジンブレーキを利用する時

1:強力なエンジンブレーキを利用する時
強力すぎて危険なため、ペーパードライバーは使用不可。

通常は主に「P」「R」「D」を使用します。場合によって「2」を使用します。
ペーパードライバーの方は、「N」や「1」は使用しない方が良いです。

「2」に関しては、スピードが常に30km/h以上出ていて、常にブレーキを踏んだまま走行する長い下り坂の時に限り利用してください。
教習所で使用したような場所(スピードが出ていなくて、短い下り坂)で使用する必要はありません。
また、上り坂でこのポジションを使用しようとする方がいらっしゃいますが、上り坂で使用することはまず無いと思ってください。

チェンジレバー・ボタンの使い方

P⇒R→N→D→2⇒1
1→2→D→N⇒R⇒P

→チェンジレバー・ボタンを押さずに操作する。
⇒チェンジレバー・ボタンを押して操作する。

間違えてシフトすると、危険なポジションなる操作の際は、チェンジボタンを押下するようになっています。

オーバードライブボタン

オートマ変速機の使い方

ペーパードライバーに多いことに、チェンジレバー・ボタンの操作時にオーバードライブの切替ボタンを間違えて押下してしまい、オーバードライブOFFに気づかずに走行している方がいらっしゃいます。
オーバードライブOFF時には、インパネ部分にOD/offと表示されます。オーバードライブOFF での走行でも危険はないのですが、4速のオートマ車であれば3速までしかシフトアップしなくなる為、通常の走行では、エンジン音が大きくなり燃費も悪化します。
普段は、オーバードライブON状態で走行します。
オーバードライブの機能がある車種には、フロアシフト、コラムシフトともにシフト部分にボタンが付いていますので、確認をされておいてください。