「一時停止」表示のない交差点の左折方法・・・その1

一時停止「とまれ」の表示のない交差点の左折方法・・・その1

一時停止「止まれ」の表示がある交差点に比べ、
短時間に複数の安全確認を行う必要があります。

このケースでも、もっとも大切になるのが「視線移動」です。
交差点周辺には、多くの危険要因が潜在しています。

自車が動きながらの安全確認に必要となるため、
目が同じところに釘付けにならないように気を付けましょう。

このパターンで、視線移動が上手に出来るか否かは、
交差点への進入スピードが次第です。

「スローイン、ファーストアウト」=「入り口ゆっくり、出口速やかに」を意識し、交差点進入時に、十分余裕をある安全確認が出来るように心がけましょう。

「一時停止」表示のない交差点の左折方法・・・その1

?
車を左に寄せる為にバイクの巻き込み確認を行い、ウインカーを出します。
この時点で、交差点周辺の歩行者・自転車・他車の状況をある程度確認しておきます。

?
なだらかに車を左に寄せていく。

?
左手前・左前方からの歩行者・自転車の安全確認を行いながら交差点に進入。
交差点では、ただのカーブ以上に減速を行い、完全な安全確認を行うように意識しましょう。

重要なことは、交差点に入る前のハンドルを切り始めるこのポイントで、 スピードが最も落ちるように意識することです。
(基本的には、ここまでに、ブレーキングは終了)

ペーパードライバーさんに多いのが、?の位置までブレーキを踏んでるパターン。

?の位置までブレーキを踏んでいるということは、?の通過スピードが速すぎることが多く、?通過時の余裕のある安全確認が出来ていない事が多い。

きっと、コーナリング中はギクシャクしてしまうはず。

「スローイン、ファーストアウト」=「入り口ゆっくり、出口速やかに」を意識しましょう。

?
?から?の区間で、ブレーキペダルからアクセルペダルへと右足を踏み変えます。

?の位置あたりから、ハンドルを戻し始めますが、
アクセルペダルをハンドルを戻す操作と連動させるように意識すると、
スムーズにハンドルを戻すことが出来ます。

アクセルを強く踏むほど、ハンドルには早く戻ろうとする力が加わります。

?
車の方向が完全に変わったら、制限速度内の安全なスピードまで、速やかに加速してあげます。