車の操作方法・・・・走り出す前に!
梅雨の時期や冬場に必須です・・・ガラス内側の曇り取り
ガラス内側の曇り取り方法
地味な項目ですが、雨の日や寒い日は、頻繁に窓ガラスが曇り、
急に視界が悪くなったりします。
そのような時、慌てないように、曇り取りの操作方法を確認しておきましょう。
フロント・サイドガラスの曇りを取るときは、エアコンを使用します。
布などを使って、慌ててガラスを拭いたりする必要はありません。
エアコンをオンにし、噴出し口は扇形の表示があるものを選択します。
この扇形の表示(画像左側のスイッチ)が、フロントガラス下部の噴出し口を表しています。
温度設定は、何度でも関係ありません。
それでも、曇りがなかなか取れないときは、内循環を外循環に
切り替えてみましょう。
また、リヤガラスの曇りを取りたいときは、リアの熱線のスイッチを入れてあげます。画像右側のスイッチがそれにあたります。
ただ、車内に、大量に水滴の付いた傘などを持ち込むと、
上記のような操作をしても、ガラスの内側の曇りが取れにくくなります。
なるべく車内に水気を持ち込まないようにして、クリアな視界を確保するように心がけましょう。
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走行前に、再確認!・・・「ハザードランプ」
画像にあるボタンが、ハザードを点灯させる為のボタンです。
国産車・輸入車、すべての車で、共通の表示がしてあります。
ハザードボタンを押すと、
車の四隅にあるランプ(ウインカーランプ)が全て点滅します。
緊急時・非常時の使用を想定していますので、
エンジンを切っても、ウインカーランプの点滅は止まりません。
ウインカーレバーを倒した際のウインカーランプの点滅は、
エンジンを切るとオフになってしまいます。
本来は、緊急時・非常時に使用しますが、
最近では、「道を譲ってくれてありがとう」という意味で、
後続車に対して出している車をよく見かけます。
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雨天時でも慌てない・・・「ワイパー」の動かし方
国産車の場合、ハンドルの左にあるレバーを使用します。
レバーを下に移動させるほど、ワイパーが動きが早くなります。
通常は、停止→間欠→連続(遅い)→連続(早い)となります。
また、このレバーを手前に引くとウォッシャー液が出ます.
先端部のボタンを押すとウォッシャー液が出るタイプもあります。
ウォッシャー液は、フロントウインドーが汚れた時などに使用します。
上の画像の車種のレバーの場合、
間欠状態のワイパーの速度を細かく設定できる機能と
ライトを点灯するように、先端部を奥に回すことで、リヤワイパーを作動させる機能も付いています。
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手元を見なくても操作できるように!・・・ライト類の操作方法
国産車の場合は、
ハンドルの右側のレバー(ウインカーと同じレバー)を使用します。
輸入車の場合は、
ハンドルの左のレバー、または回転式のスイッチを使用することが多いようです。
ここでは、国産車を例に説明していきます。
レバーの先端を奥方向に回すと、
消灯状態→スモールライト点灯→ヘッドライト点灯
の順に点灯していきます。
スモールライトとは、薄暗い夕方や雨天時に使用するライトで、
車両の四隅にある光量の小さなライトのことです。
このライトは、周りを照らすというより、
周りに自車の存在をアピールさせることを目的としています。
ヘッドライトは、夜間走行時に暗闇を照らす明るいライトです。
ヘッドライトを点灯した状態で、レバーを奥に倒すと、ロービームからハイビームに切り替わります。(手前に引くことで、ハイビームに固定される車種もあります。)
ペーパードライバーさんは、
昼間のライトオフ状態で運転している間に、
何かの拍子にウインカーレバーが奥にいってしまい、
ハイビーム状態にしてしまっていることがよくあります。
力の入った状態でウインカーを操作してたり、慌てた場面に遭遇したりすると、
よくこの誤操作をやってしまっいるようです。
そのまま夜間ライトを点灯すると、もちろんハイビームとなります。
通常の夜間走行時は、レバーが手前の状態であるロービームを使用します。
ライトオン時は、必ずインパネのハイビームランプ(青色)が点灯していない事を確認してください。
ハイビームを使用できるのは、先行車や対向車が全くいない時のみに限られます。
1キロ先に先行車や対向車がいても、ハイビームを使用すると相手ドライバーに眩しく感じさせますので、注意が必要です。
ライトの点灯・消灯は、停車状態でも練習できますので、
手元を見ないで操作できるようにしていてください。
手元を見ながら操作を行うのは、前方不注意となりかなり危険です。
実際、ペーパードライバーさんの運転では、ライト操作時に、けっこう車が振れてます。
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ウインカーの出し方
ウインカーを出す場合、
国産車の場合は、ハンドルの右にあるレバーを使用します。
輸入車の場合は、たいていハンドルの左にレバーがあります。
国産車から輸入車に乗り換えると、お恥ずかしいことに、
私もよく間違えて、ワイパーを動かしてしまってます。
右ウインカーを出したい時は、下方向に、
左ウインカーを出したい時は、上方向に、レバーを倒します。
ペーパードライバーさんの中には、ウインカーを出そうとする時、
どちらの向きに倒せばよいか分からなくなる方がいらっしゃいます。
ウインカーは、ハンドルを回す方向にレバーを倒すと意識すれば、
間違えにくくなるでしょう。
ウインカーを出すとき、右手をハンドルから離して
ウインカーレバーを握りしめて操作する方がいらっしゃいます。
そのように操作すると、手を離している間にハンドルが振れて、
車の挙動も乱れてしまいます。
ウインカーを出す操作は、上の画像のように、
ハンドルを軽く持ったまま右手の中指でレバーを引っ掛けるようにして行います。
ハンドルと連動して出すような操作となりますので、左右の出し間違いも少なくなります。
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ハンドルを持つ位置とハンドルの握り方
ドライバーのレベルや走行状況で、ハンドルを持つ位置は変わります。
ペーパードライバーさんの初期段階の練習でのハンドルの持つ位置は、
教習所で習ったように、「10時10分ぐらいの位置」が良いようです。
車のスピードが遅く、ハンドルの持ち替えがまだスムーズに行えない
ペーパードライバーさんレベルには、この「10時10分ぐらいの位置」おすすめします。
ただ、ペーパードライバーさんもレベルが向上してくると、
幹線道路などを走行するようになり、それに伴ない、走行スピードも上がってきます。
そのような場所では、ハンドルの切り角は少なくなります。
そのような時に、そのまま「10時10分ぐらいの位置」でハンドルを持ってしまうと、
力が入りすぎて、ふらふら走行になったり、疲労を多く感じてしまったりすることがあります。
ある程度運転に慣れてきたペーパードライバーさんレベルで、
カーブのほとんどない直線道路やカーブがあっても緩やかな道路を走行する場合は、
両手ともにもう少し下の方、「9時15分の位置」で、ハンドルを持ってみましょう。
きっと楽に運転できると思います。
あまり気にされる事はないようですが、ハンドルの握り方も大切です。
ハンドルを軽く握り、親指はハンドルの内側に完全に入れてしまわないようにします。
親指を完全にハンドル内側に入れてしまうと、力が入りすぎてしまいますので、
親指はハンドルの内側に軽く当てるような感じにしておきます。
ハンドルの回し方に関しては、後ほど説明いたします。
ハンドルの回し方に関しては、いろんな本で紹介されていますが、
それぞれ、意見の分かれるところでございます。
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ミラーの合わせ方
ルームミラーの調整は、手動で合わせます。
運転する姿勢でミラーを見ながら、左手で調整を行ってください。
写真のように、リヤウインドの中央が、
ルームミラーの中央に写るように調整します。
サイドミラーの調整は、電動式の車種がほとんどです。
電動式の場合、コントローラーがハンドル周辺やドア周辺にありますので、
それを使用します。
運転する姿勢で、写真のように、ミラーの内側(車体側)に
若干(4分の1ぐらい)自車が写るぐらいで調整します。
上下方向は、ほぼ水平に写るように調整します。
残念ながら、ペーパードライバーは、サイドミラーの位置合わせをいい加減に行う傾向があるようです。
「どうせ、あまり見ないから」といった理由からだと思いますが、
安全運転の要素の大切な1つにミラーを上手に利用することがあげられます。
ミラーがきっちりセッティングされてない状態での練習では、
運転は上達はしません。
走行前には、しっかり自分のポジションにセッティングするように心がけましょう。
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シートの適正な合わせ方
まずは、お尻をシートの背もたれに沿わせるように落とし込み、
シートの奥深くに座るようにします。
ミニバンなど、座面の高さを調整機能の付いたシートの場合は、
座面の高さ調整を行います。
目安は、150?未満の方は一番高く、180?以上の方は一番低く。
次に、シートのスライド調整を行います。
ブレーキペダルを踏み込んだ時に、
膝が完全に伸びきらないで軽く曲がっている状態に調整。
最後に、シートのリクライニング調整を行います。
ハンドルの上部を持ってみて腕が完全に伸びきらない状態(軽く曲がっている状態)に調整。
教習所時代には、シートポジションは前寄りほどいいですよ、
いう風潮がありましたが、
現在の車のほとんどのサイドミラーが、取り付け位置の変更で、
フェンダーミラーからドアミラーになっていますので、
あまりに前のポジションでは、サイドミラーが見にくくなります。
その他にも、前方の視野も狭くなりますし、もしもの時のエアバックが作動時にも危険を伴いますので、極端に前寄りのポジションでの運転は、避けたほうがいいでしょう。
だからと言って、あまりにふんぞり返る姿勢も良くありません。
ペダルやハンドル操作に悪影響を与えてしまいます。
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パーキングブレーキの解除方法
パーキングブレーキの解除で最も重要なことは、
「解除し忘れない事」と「完全に解除する事」の2点。
パーキングブレーキは、車両を停めておく為だけの非常に弱いブレーキですので、
解除してなくてもアクセルを踏めば車は動き出してしまいます。
気づかずに走行を続けると、発熱でブレーキ周りから炎が上がることも!
ペーパードライバーは、特に「解除し忘れ」と「不完全な解除」を
やってしまいがちなので、注意しましょう!
パーキングブレーキを解除した際は、インパネのパーキングブレーキランプが消灯したのを確認して、走行するようにすると良いでしょう。
パーキングブレーキタイプ別解除方法
手動タイプ(サイドブレーキ)の場合
解除方法:
先端のノブを押し込み、グリップ部を完全に下ろす。
ノブが押し込みにくい場合は、グリップ部を少し持ち上げながら押し込むと楽に押し込めます。
制御方法:
ノブを押さずに、グリップ部を持ち上げる。
左足タイプ(フットブレーキ)の場合
解除方法:
左足元にあるフットブレーキペダルを押し込む。
制御方法:
左足元にあるフットブレーキペダルを押し込む。
手動・左足の複合タイプの場合
解除方法:
インパネの下部(ハンドルの下付近)にあるパーキングブレーキ解除レバーを引く。
制御方法:
左足元にあるフットブレーキペダルを押し込む。
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オートマ変速機の使い方
オートマ変速機の使い方
まず、各ポジションの意味を確認しましょう。
P:車を停車・駐車させる時
動力がタイヤに伝わらない+変速機側でもブレーキが掛かっている
→パーキングブレーキを併用することで、2重にブレーキを掛けることができて安全。
R:車をバックさせる時
D:車を前進させる時(通常走行)
N:ニュートラル
動力が伝わらないが変速機側ではブレーキが掛かってない
→坂道などでパーキングブレーキを弱くかけると車が動き出すことがある
2:エンジンブレーキを利用する時
1:強力なエンジンブレーキを利用する時
強力すぎて危険なため、ペーパードライバーは使用不可。
通常は主に「P」「R」「D」を使用します。場合によって「2」を使用します。
ペーパードライバーの方は、「N」や「1」は使用しない方が良いです。
「2」に関しては、スピードが常に30km/h以上出ていて、常にブレーキを踏んだまま走行する長い下り坂の時に限り利用してください。
教習所で使用したような場所(スピードが出ていなくて、短い下り坂)で使用する必要はありません。
また、上り坂でこのポジションを使用しようとする方がいらっしゃいますが、上り坂で使用することはまず無いと思ってください。
チェンジレバー・ボタンの使い方
P⇒R→N→D→2⇒1
1→2→D→N⇒R⇒P
→チェンジレバー・ボタンを押さずに操作する。
⇒チェンジレバー・ボタンを押して操作する。
間違えてシフトすると、危険なポジションなる操作の際は、チェンジボタンを押下するようになっています。
オーバードライブボタン
ペーパードライバーに多いことに、チェンジレバー・ボタンの操作時にオーバードライブの切替ボタンを間違えて押下してしまい、オーバードライブOFFに気づかずに走行している方がいらっしゃいます。
オーバードライブOFF時には、インパネ部分にOD/offと表示されます。オーバードライブOFF での走行でも危険はないのですが、4速のオートマ車であれば3速までしかシフトアップしなくなる為、通常の走行では、エンジン音が大きくなり燃費も悪化します。
普段は、オーバードライブON状態で走行します。
オーバードライブの機能がある車種には、フロアシフト、コラムシフトともにシフト部分にボタンが付いていますので、確認をされておいてください。
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